聖地巡礼パック旅行物語(その1)

by mizjiee

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500年ほど前のイタリアから、エルサレム巡礼をしようとすると、どうなるか?をみてみよう。
「海の都の物語ーベネチュア共和国の一千年ー」塩野七生著の下巻「第9話」に、ミラノに住んでいた一官僚が、休職届けを出して、半年をかけて、ベネチュア船で、ベネチュアが用意する聖地巡礼パック旅行に参加する物語が載っている。
以下は、我々も、それに、つきあってみるこにする。=どうなるでしょう?

時は、西暦1480年。
200年ににわたり、7回の十字軍の聖都開放の目的の遠征も、結局は、失敗に終わり、この時代、エルサレムは、元通り、イスラム世界の真っただ中。

さて、ミラノから、ベネチュア船でのエルサレム巡礼パック旅行に参加する方のお名前は、サント・ブラスカ、35才、独身。
休職願に許可がおりたのは、3月28日。 ミラノ出発は、4月29日。
ミラノから、兄弟や友人たちが、パヴィアまで、送ってくれ、ここで、送別会、パヴィアからは、ポー川を川舟で下って、アドリア海の河口までの旅となる。
5月1日、正午近く、川下りの舟に乗り込む。 兄弟や、友人とは、そこで、お別れ。
舟の相客の多くは、ミラノから、ベネチュアへ商用で出かける人々。
この商人たちは、ブラスカに、上等のマルヴァジアのワインを振る舞ってくれる。
(*マルヴァジア種は、栽培地が丘陵部と平野部ではまったく違うワインになる。丘陵地帯のものは、黄色がかった麦わら色で、アルコール度が高くアロマティックで、杏や桃の香りのある甘口ワインに主に造られるが、辛口もある。一方、平野部のものは緑色がかった麦藁色で、レモンの香を持ちアルコール度の低い飲み易いワイン。)

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次回に続く。

Comment

  1. むかご より:

    水爺さん、私もこの船に乗せてくださいませ。
    卵用のにわとりさんもつれて。

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